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平井堅 全17曲を熱唱した「平井堅 Ken’s Bar 2017 X’mas Special 」 を全曲ノーカット放送!


平井堅 Ken’s Bar 2017 X’mas Special を全曲ノーカット放送!

2017年はシングル「ノンフィクション」を大ヒットさせた平井堅。年末の紅白歌合戦でもこのバラードを熱唱して強い印象を残し、改めて人の心を打つ歌い手であり、優れたソングライターであることを証明した。そんな平井が、12月24日に横浜アリーナで開催した最新のアコースティックライブ「平井堅 Ken’s Bar 2017 X’mas Special !!」を、WOWOWにて2月12日(月・休)夜8時から全曲ノーカットで放送する。

「Ken’s Bar」はアリーナ公演でありながら、アリーナスペースに円卓が置かれ、お酒を飲みながらライブを楽しめる特別なムード。「Ken’s Bar」のネオンが灯ったステージに登場した平井は、最初にオースティン・マホーンの「Dirty Work」を歌いだした。意表を突くセレクトと同曲に乗せたブルゾンちえみのネタをまねして書類を宙に舞い上げるという“おふさげ”に、客席からは笑いと拍手が巻き起こった。
続けて槇原敬之のクリスマスソング「Red Nose Reindeer」をカバーし、「Ken’s Barは1998年に“開店”してもう20年になろうとしていますが、『やっぱり平井堅だな!』と思っていただけるように頑張ります」とあいさつした。

その後はアリーナ後方のセンターステージに移動し、毎回ファンが楽しみにしているリクエストコーナーに。そこでファンとの直接対話を楽しみつつ、リクエストされた2曲をぶっつけ本番で歌った。さらに、「魔法って言っていいかな?」、「センチメンタル」、「哀歌(エレジー)」と名曲を次々に歌い上げた。

 休憩後の第2部では、平井自身がこのライブのためにセレクトしたカバー曲を再び披露。ひとつは平井が2014年にコラボを組んだ安室奈美恵の「WANT ME, WANT ME」。セクシーなダンスチューンで、その複雑なリズムをアコースティックサウンドで見事に歌いこなし、2018年で引退する安室へのリスペクトを表現した。さらに、中島みゆきの哀愁に満ちた名曲「タクシードライバー」もカバーし、しっとりと聴かせた。本編ラストは怒涛のヒットパレード。「ソレデモシタイ」、「キミはともだち」、「Strawberry Sex」をこのライブならではのアレンジで歌い、ごきげんな「POPSTAR」では同曲のMVでおなじみの動物たちがステージに現われ、会場のファンも総立ちになり振り付きで踊った。

 そして、アンコールはもちろん新たなる名曲「ノンフィクション」。黒いスーツを着て花束を持った平井がセンターステージにひとりで立ち、スポットライトを浴びながら挫折と喪失の悲しみに満ちた歌を力強く、せつせつと歌い上げた。「2017年は僕にとって影も濃く光も濃い1年でした。忘れられないような辛いことのほうが多かったけれど、前を向いて生きていかなければとも思います。どんなことも自分の糧にしていきたい」

 そう淡々と話し、最後はピアノの弾き語りで「even if」を。ライブが終わる瞬間を惜しむように「時間を止めて」とせつない声で歌い、深い余韻を残しつつ幕を下ろした。人生に影が落ちる瞬間があっても、歌の力を信じて音楽を作り、聴き手の心に届けてみせた平井堅。そんな稀代のシンガーが到達した究極のステージをぜひWOWOWの放送でも見届けてほしい。

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